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    カメちゃん日記・続編21  
   

冬眠しました
今年はこれが最後です
また来年よろしくお付き合いください。
 
     
   
   ご主人様の「無知の旅人」が怠けて、私の日記をアップしてくれないので、私「カメちゃん」は待ちきれず、ご挨拶もしないでいつものように、11月末に冬眠しました。
NHKの大河ドラマ「真田丸」に促されてか、幼少の立川文庫の「猿飛佐助」に思いを馳せたのかご主人様の「無知の旅人」は上田城に出かけていきました。目的は紅葉の写真を撮るためだそうですが、大丈夫だろうか?カメちゃんは冬眠中も心配しています!!
 
 
       
    10月末になると庭の草木も葉が散り始めました。。早速、落ち葉の帽子を楽しみ、口から水を飛ばして遊ぶなどしています。かなり遠くまで飛ばすこともあるのですよ!  
   
   
落ち葉の帽子だよ    水鉄砲だよ 
     
 
     上野東照宮の牡丹苑の「ダリア展」  
     芸術の秋、東京都美術館の「ゴッホとゴーギャン展」では、同時代の二人の画家の初期から晩年にわたる50点ほどの絵画を楽しめました。ゴーギャンを見直しました。国立博物館では滋賀県甲賀市にある櫟野寺の秘仏で3mもある十一面観音座像に圧倒されました。戦乱をくぐり抜けた平安時代の仏像達に感動しました。帰路に立ち寄った、公園内にある上野東照宮牡丹苑の「秋のダリア展」も素敵でした。ここでの牡丹展はお正月からです。  
   
     
冬ボタンのように番傘の下    
   
  蜜を求める蜂
 
   
     
   
 
    上田城の秋  
     徳川勢を2度も撃退した上田城は、その後徳川幕府により破却され、今の姿から名城の姿を偲ぶのは難しい。20年後に上田城主になった仙石氏により門や櫓がなど一部復旧されたが、天守閣や堀はなく。城址は市民の憩いの公園になっていた。  
   
 
本丸東虎口の櫓門    
     
天守閣跡は公園    落紅葉で写真を撮る親子 
 
   
     
     
    
埋められた堀は落紅葉の散歩道    旧北国街道筋の名残が残る柳町 
 
     上田で新幹線を降り、駅の観光案内で城への道などを尋ねたところ、真田十勇士が街のあちこちに立って守っているので、お城への往復で、彼らを探しながら歩くのを勧められた。  
   
     
猿飛佐助 (真田記念館) 望月六郎(原町交差点) 穴山小助 (駅近くの松尾町)
 
   
       
 三好清海入道 由利鎌之助   霧隠才蔵 (柳町) 根津甚八 
       
 簀見十蔵  海野六郎   三好伊三入道  
 
               
     別所温泉  
     
  上田盆地は千曲川で二分され、東側は河岸段丘で北側に城址公園があり、南の方に市街地が広がっている。、
千曲川の西側は、千曲川注ぐ産川、浦野川水系が豊かな塩田平をつくり、産川の支流湯川の上流に、古い歴史を持つ別所温泉がある。
この温泉郷は三つの共同浴場(外湯)を中心に発達してきた。その三つとは
大師湯・・・平安時代ここを訪れ、北向き観音堂を建立した慈覚大師が好んだ湯
大湯・・・木曽義仲や北条義政が入浴した湯、 吉川英治の「新平家物語」にも登場する。
石湯・・・真田幸村の隠し湯、、池波正太郎の「真田太平記」でしばしば登場する。
 
   
 上田と別所温泉を結ぶ上田電鉄別所線の電車も真田丸一色
安楽寺と常楽寺を結ぶ遊歩道より温泉郷を見下ろす
遠くにかすむ上田市街と上信越国立公園の峯峯
 
   
     
真田幸村の隠し湯「石湯」    山々が色付く湯川の上流の朝
 
     宿の窓から見下ろすと道の向かい側に石湯が見える。土地の人や、外湯巡りの観光客の出入が多い。
入り口に自動販売機があり150円の入湯料で入れる。中で石けんやタオルも売っており日帰りの観光客もの利用が多いらしい。入り口の右側に池波正太郎が揮毫した「真田幸村 隠し湯」の石碑が立っている
 
       
    温泉郷の古刹   
       
     北向観音・本堂が北を向いている全国でも珍しい観音堂、近くにある天台宗常楽寺が本坊で、その伽藍の一部として、常楽寺が所有し管理している。  
   
     
北向き観音参道  本堂  鐘楼の下に
可愛い六地蔵 
 
     常楽寺  
     常楽寺は別所温泉を開いた慈覚大師の開山と伝えられ、綺麗な藁葺屋根の本堂あり、境内の杉木立の中に重要文化財の多宝塔がある。ここは北向き観音が出現した神聖な場所とされ、木造の多宝塔が建てられた。鎌倉時代に火災で焼失し石造の塔に替えられ、今でも750年前の姿をほぼ完全に残している。  
   
     
美しい藁葺き屋根の本堂    本堂入り口の屋根に
小さな秋を見つけました 
     
    国の重要文化財 多宝塔 
 
   
 安楽寺
 境内の奥にある国宝八角三重塔は日本に現存する近世以前の八角塔としては唯一のもので、四重塔に見えるが、最下層は裳階(もこし)である。
   
国宝 八角 三重塔   紅葉の森を背景にした 安楽寺鐘楼
   
池にそって三重塔への石畳の道    本堂横の池 
   
石畳の道がの先に六地蔵 
その先の階段を上がると国宝八角堂がある
  八角塔を見上げると、キノコの裏側を
見ているようだ。垂木と組み物が見事 
 
 晩秋の飯山観音
新聞の記事をみて、お天気の良い日に厚木のざる菊を観に「花の里」を訪れた。
小田急本厚木駅北口からバスに20分ほど揺られ「飯山観音前」で下車し、橋を渡るとすぐ「ざる菊」の畠が広がる。時期が少しずれたせいか、花は期待するほどではなかった。昨年訪ねた小田原のざる菊園似較べると手入れが悪く、かなりみおとりする。せっかくなので600m程歩いて、飯山観音をお参りする事にした。観音参道は桜の名所で、隣接する隣接する白山森林公園と共に「飯山桜まつり」で賑わうが、紅葉はそれほどではなかった
 
   
     
  ざる菊園 
     
 飯山観音入り口
ここから長い階段が続く
 
     
 樹齢400年の古木「イヌマキ」   紅葉の先に弘法大師 
     
 観音堂   観音堂は江戸時代中期の建築 
 
     
       
     以上です  
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