カメちゃん日記  
   
    自己紹介
 私は日本イシガメの雌です。
18年ほど前、小さな銭亀が海岸を散歩していた若夫婦に河口付近で保護されました。まもなくこの保護者は海外移住のため今の老夫婦に私を預けました。年に数回戻って来て声をかけてくれましたが、帰国後も引き取ってくれません。
こちらでも、家族が増え、お孫さんたちも一緒で楽しく賑やかです。私も家族の一員として大切にして頂いて幸せです。今ではここが私の終の棲家と思っています。
   
 
   
   カメの産卵
 7月中旬のある朝、庭の片隅で芝生の上にカメちゃんが卵を九つ産みました。一週間ほど食欲がなく、心配していたのですが、原因が分かり一安心でした。本来なら一日がかりで両足で穴を掘って、そこに生み、土をかけて埋めるのですが(下の左画像)、去年初めに庭に入ってきたハクビシンに片手片足をかみ切られ、障害カメになってしまい、芝生を掘れなくなったのです。昨年は夜寝る池の中で何回かに分けて生みました。(下の右画像)
 
   
 
     
   
     
手足が丈夫なときは一日ががかりで
産卵用の穴を掘りました。
 
  池の中に産んだカメの卵 
 
   カメの好日
  夜は池の水の中で眠ります。庭の草の中やテラスの下、物置の床下などに隠れて眠ることもしばしばです。空腹になると芝生の中央に出て食事の催促をします。小さいときは家の中で飼われ釜揚げしらすとハムが主食でした。今は一日中庭で過ごし、野性味が戻り、なんでも食べます。  
 
   
     
朝の散歩     キティーちゃんにご挨拶
     
     
朝食は落ちているブルーベリーですます    ミミズを捕まえて間食
夕食はご主人様が準備してくれる 
     
花の匂いでくつろぐ    夕食を終わると池に戻ります 
 
     
     
     
   2013年3月10日     
   
 おはようございます。  

暖かい日が続き、暗い納戸から明るい庭に出してもらいました。冬眠の終了です。

可愛いお孫さん達が歓迎してくださいました。
「あ!動いた・・生きてるよ」
毎年目覚めは感動的な瞬間のようです。
   
 
     
   
 

 池に入り、水を飲み、
冬眠中についた身体の汚れを落とすと
元気が出てきました。
これから庭の探索です。
 
 
     
     
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