利尻・礼文の散策     
   
   私のご主人様「無知の旅人」は、琵琶湖の旅で重いカメラを持つことからくる行動の不自由さに辟易し、礼文島を訪れる数日前にビックカメラで小さなデジカメを購入した。扱いやすさを重視し、性能より重さで選んだようだ。  相変わらず無知ですね!! 本当に大丈夫かな? 
   
   
花の写真は重たいソニーのデジタル一眼レフα55+望遠レンズ、スナップは手軽で軽い デジカメWX10と使い分けてきた。欲を言えば旅には、この2台を携えたい。しかし、重いカメラを手にする旅の不自由さに辟易していた時、新発売のソニーのHX50Vに出会い軽さと光学30倍に魅せられ購入した。
   
 
   
   その1・・・ 利尻富士の島
 その2・・・ 礼文島の山野草
 その3・・・ 北海道を縦断する列車の旅
   
       
   利尻富士の島    
   利尻島は標高1721mの利尻山を主体とした火山島で4万年以前の噴火活動で出来た。観光バスは利尻富士の裾野を海岸にそって一週する    
   昆布とウニの利尻島    
   宿の味噌汁を口にした時、昆布の島に来たのを実感した。宿の湯には昆布湯もあり肌がつるつるになった気がした。バフンウニは昆布で育つので利尻島のウニは特に美味しいといわれる。資源保護の為、昆布漁もウニ漁も期間と時間が厳しく規制されている。沓形岬のホテルはすぐそばが漁場で、早朝、ホテル前の岬を散策している時、幸運にもウニ漁に遭遇した。    
 
     
ホテルから眺めた早朝の沓形岬灯台    岬の先から灯台を振り返ると利尻富士 
   
   今日は「ウニの日」灯台の下の岩場にウニ漁船がひしめく
ここでのウニ漁は6月〜8月の波の静かな早朝1時間〜1時間半だけ許されている
   
 
         
  灯台の下の入り江にも
ウニ漁船が多数見える
 手前に昆布干し場の
砂利が見える
 岬の先端にも
ウニ漁船が出動
 
   
 
     
足で船の舵を取りながら 
長い棒の先の網でウニをとる
  どの船もほとんど顔を上げないで
ウニを取り続ける
 
     
 人面岩
目を閉じた男の横顔が
穏やかな表情で海を見守る
    オタトマリ沼
赤エゾマツの原生林に囲まれ逆さ富士が美しい所だが湖面にさざ波が立ち残念
   
  フェリーで礼文島に     
 
観光バスも一緒に渡れる大型船 カモメの見送り
     
豪華な一等船客・・乗っている人は少ない   窓際の席で一休み 
     
島にいる間、姿を見せなかった利尻富士の頂上が、フェリーで礼文島に向かう時始めて全容を見せてくれた。