カメちゃん日記・続編5

 
  梅雨空を避けて
北海道ガーデン街道を訪ねました
  
 
 
  ご主人様・無知の旅人の「街道」には旅人と旅籠しかないのだ。 考えることが古いですね!
ドイツのロマンチック街道はほぼ直線上に連なった観光名所を地図の上でつなげたもので、以前は観光街道とか城街道と呼ばれていたらしい。北海道ガーデン街道はこれを真似て、5年前に命名された。美しい8つガーデンが集中する大雪~富良野~十勝を結ぶ250㎞の観光ルートなのだ。
それより留守の間の私のご飯は?朝晩落ちているブルーベリーの実だけではいやです!
お孫さんが池に餌をまいてくれホッとしました
 
 
     
 
       
庭の隅のホタルブクロの陰で休んでいるとご主人様の呼ぶ声が聞こえたみたい。     いま呼んだ?     餌どこにあるの?  
 
     
   7月14日 卵を産んだよ!  
   自己紹介で述べましたが、庭に入ってきたハクビシンに片足をかみ切られ、身障者になったため、芝生に卵を産む為の穴を掘れなくなりました。今年はよい場所を見つけ、片足でも穴を掘ることができたのです!!  
 
         
小砂利を敷いた狭い場所で、芝などの根がないので片足でも掘れました。    穴は元通りに埋めました   産卵後、池に戻って休んでいました 
 
   ここ数日カメちゃんの食欲がなく心配していました。今日は朝早くから姿がみえません。呼んでも出てきません。お昼頃、塀と建物の狭い場所にうずくまっているのを見つけました。邪魔しないように、遠くから望遠で撮りました。夕方近くには、池に戻っていたので、先ほどの場所に近づいてみたら、掘った穴は元通りに埋められていました。、  
   
     
産卵後はお腹がすくの!
池から出て、好物の焼き魚を貰いました 
  落ちたブルーベリーは食べ飽きた
食後は ラズベリーもわるくないかな
余裕が出てきたカメちゃんです
 
     
 
   カメちゃん日記続編-4 札所の花々と箱根のツツジ (2014年5月)
カメちゃん日記続編-3 
御府内88札所結願しました  (2014年4月)
カメちゃん日記続編-2 冬眠から目覚めました
(2014年3月)
カメちゃん日記続編-1 雪と梅の木(2014年2月) 
  私の自己紹介「カメちゃん日記」(←クリック)をご覧ください。、
 
 
     
   北海道ガーデン街道  
  この街道にある8つのガーデンの中で、5つが十勝地区にある。その中の3つは本来観光業ではない企業が作り、運営している。他の地区も含め、残る5つはそれぞれ特色をもつ観光庭園である。規模から見ると、「十勝千年の森」が400ヘクタール(約130万坪)で際だって広く、六花の森も100ヘクタールある。他は皆3~25ヘクタールで観光農園の多くは10ha弱である。創立が古いのは北海道開拓民の子孫が運営する樹木のショールーム・真鍋庭園だけで後はみな新しい。  
     
   「十勝千年の森」 ・・・英国SGA(The Society of Garden Designers)で大賞と国際賞を獲得
 
   このタイトルから樹齢千年の荘厳な原始の森を想像するのは、無知の旅人だけではないだろう。実は全く逆なのだ。「千年後の人々に美しい森を残そう」と、未来に想いを込めた壮大なプロジェクトだった。林業の衰退と共に、人の手が入らなくなって荒れていた「放置林」を根気よく手入れしながら森の復元を行っている。現在、400ヘクタールで、1000ヘクタールの森を1000年先まで残したいという挑戦が続いている。  
   
     
  アース・ガーデン/大地の庭   前面にアース・ガーデンが広がるガーデンカフェ 
     
 メドウ・ガーデン/野の花の庭   メドウ・ガーデン  
 
     4つのテーマガーデンの中から「アース・ガーデン/大地の庭」と「メドウ・ガーデン/野の花の庭」は2年前イギリス・ガーデンデザイナーズ協会から大賞と国際賞を受賞した。本格的なイングリッシュ・ガーデンでアース・ガーデンは風景庭園でメドウ・ガーデンは花の庭園だ。日本のガーデニングの多くは後者の流れを継承している。  
   アース・ガーデンはもともと平坦だった5ヘクタールの広大な大地に大小13の芝の丘を作り波打たせています。カフェを背に立つと遠方の日高山脈と一体になった風景が広がっているらしい。我々が訪ねた時は曇っていて日高山系は見えなかった。  
   
     
エントランス・フォレスト     小川を渡ってメドウ・ガーデンへ 
 
     
   六花の森  
 
 北海道の空港では右の模様の包装紙やバッグを持った観光客を多く見かける。お土産に六花亭のお菓子を買ったのだろう。この包装紙は山岳画家坂本直行氏が描いた北海道の山野草だ。六花亭は中礼内村(なかさつないむら)に製菓工場を新設する際、文化・芸術支援活動の一環として村と協力し風景式庭園をつくった。100ヘクタールの敷地に小川や湿原など、かって存在した自然風景を再現した。また、園内にはクロアチアの古民家を移築した美術館が点在する。
開園後約7年しか経ておらず、まだ作りかけの場所が多いこれから期待がもてる。
 
     
 
     
小川や丘がある風景 庭園   丘の頂上に彫刻家板東優 氏の作品「考える人」
     
 ハマナシが咲く小川の堤   園内には作家の作品館が点在する 
     
     
 
   
  真鍋庭園・・・樹木のモデルルーム  
  この庭園は、初代が原始林の十勝に開拓入植し、樹木生産者として成功した真鍋家の庭園で、第二世代が日本式庭園を築き、第三世代と第四世代が、60年の年月をかけて作ったと説明を受けた。前回報告した「陽蝕園」は街道ガーデンに含まれないが、やはり、開拓民の子孫が60年かけて作った庭園だった。  
 
     
真鍋ガーデン入り口     世界各地から移植した樹木が楽しめる
 
     
   紫竹ガーデン・・お花畑の観光ガーデン  
   25年前、花好きの紫竹昭葉おばあちゃんが18000坪の牧草地を購入、北海道の野の花たちを、もう一度自由に咲かせたいと、フラワーガーデンを始めた。
ホテルを早く出て、ここで花を眺めながら朝食を楽しんだ。以外と美味しかった!
見所は、200種類以上のクレマチスコレクションで、クレマチスの小径はちょうど見頃のものが多く、咲き誇っていた。ここのクレマチスの花は、ビックリするほど大きかった。
 
 
   
花の径  花の径 
   
ワイルドフラワーゾーン 白樺の並木越しに見た フラワーゾーン
   
 クレマチスの小径 クレマチスの小径 
   
 クレマチスの小径  クレマチスの小径
 
     
   十勝ヒルズ ・・・花と食と農の複合テーマパーク  
   2009年に開園した。23ヘクタールの広大な土地に季節ごとの花が植えられたフラワーガーデン。  
   ここのファームレストランで昼食、その日取れた旬の野菜を使った美味しいランチでした。  
     
 
     
入り口     睡蓮が浮かぶトンボ池
     
ナチュラルオアシス    ローズガーデン 
     
 ローズガーデン    ローズガーデン
 
 
  風のガーデン  、  
   「風のガーデン」は皆さんよくご存じの、2008年10月~12月に放映された、フジテレビ開局50周年記念ドラマで「北の国から」「優しい時間」に続く富良野3部作の最終章である。富良野の美しい自然の映像とともに作り上げた人間ドラマで、この為にロケの2年前から、旭川の上野ファームの協力で富良野プリンスホテルのゴルフ場跡に、600坪のイングリッシュガーデンを造成した。ドラマ終了後一般に公開された。その後も成長・進化を続け、現在北海道の新たの観光スポットとして賑わっている。お花畑の雰囲気が上野ファームに似ている。  
   
     
ドラマに使われた家が保存されている     ガーデンを散策する観光客
     
     
     
ラムズイヤーにも蜜蜂     
   
     
 
     
 
     
   上野ファーム・・ガーデンデザイナー・上野砂由紀の庭  
   英国の庭をベースに北海道らしさを大切にしながら作った庭で、上野氏は前述の風のガーデンや昨年開設された「大雪森のガーデン」などの設計・指導に携わっている。北海道ガーデンの先駆者である。  
     
 
     
 上野ファーム入り口   花に囲まれた無知の旅人 
     
     
     
花と蝶    花と蜜蜂 
 
     
   「大雪森のガーデン」未完成のガーデンなので割愛します。
 
   以上です  

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